慢性閉塞性肺疾患(COPD)について
その「息切れ」、加齢のせいだけではありません。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に長年の喫煙などが原因で、肺の組織が壊れたり空気の
通り道が炎症を起こしたりする病気です。別名「タバコ病」とも呼ば
れ、一度壊れてしまった肺胞(酸素
を取り込む組織)は、残念ながら元に戻ることはありません。
1. 忍び寄る症状とリスク
COPDの恐ろしさは、初期段階ではほとんど自覚症状がないことです。「階段で息が切れるのは年のせいだ」と見過ごしている間に、病状は静かに進行します。
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初期: 坂道での息切れ、慢性的な咳やたん。
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進行期: 着替えや会話といった日常動作でも息苦しさを感じるようになります。
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重症化: 自力での呼吸が困難になり、24時間酸素ボンベを手放せない「在宅酸素療法」が必要になるリスクがあります。
2. 当院の治療方針
早期に発見し、介入することで、肺機能の低下を緩やかにし、息切れなどの症状を和らげることができます。
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禁煙指導: 最大の治療であり、これ以上の悪化を防ぐ大原則です。
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薬物療法: 狭くなった気道を広げる吸入薬などを用い、呼吸を楽にします。
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呼吸リハビリ: 効率の良い呼吸法や運動習慣を身につけ、生活の質(QOL)を維持します。
長年タバコを吸われてきた方や、ご家族から見て「最近息が荒い」と感じる方は、手遅れになる前にぜひ一度当院へご相談ください。呼吸器専門医として、あなたの「一生続く健やかな呼吸」をサポートいたします。
